その会社の子会社はどこの大株主?勇午で評価されにくい関係も確認!

その会社の子会社はどこの大株主?勇午で評価されにくい関係も確認! 投資・金融
悩む株クラスタ
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なんでこの会社の株、評価されてるの?

なーんてこと思うことないでしょうか?!ありますよね!(強く同意を求める)
もしかしたらその会社の子会社が、どこかの会社の大株主で、主要事業以外での資産があるのかもしれません。
ってことで今回は会社のグループ会社まで確認したほうがいいっていう事例を紹介している漫画をご紹介します。漫画なので分かりやすいはずです!
因みに以前漫画ではインベスターZという漫画を記事にしました。

イブニング時代の勇午の1つ、大阪編が株式投資を行っている人に対してかなり勉強になるのではないかと思ったのでご紹介します。

そもそも勇午とは

というわけでご紹介するは勇午、大阪編なのですが、この漫画をご存知でしょうか。
交渉人の話で、アフタヌーン連載時期はその国の諸問題に斬りこんだ交渉をしていく社会派の硬派な漫画です。
アフタヌーンの後、イブニングに移って日本国内の、サラリーマンにも身近に(身近か?)思ってもらえるような問題に取り組んだ交渉をしていく漫画でもう最終巻まで出ちゃってます。

タイトル勇午
原作真刈 信二
作画赤名 修
出版社講談社
巻数アフタヌーンは22巻(文庫版も出版済)
イブニングは各○○編という形で各種刊行
勇午概要

勇午(ゆうご)は作中でもかなりイケメン枠で描かれていまして、青年漫画としてはこの時点で異色です。(大体男性向けの漫画の主人公は共感を得やすいように容姿はそこまでこだわってないキャラが多い印象です)
そしてマジで美しく描かれております。大阪編は1、2で2巻分あるんですが、2巻目の表紙は薔薇ですよ。(本編と関係ない)薔薇!!
大阪編では大学の同窓が登場しますが、もう作画が違う。
因みに大阪編以外では、マグダラのマリア編がおすすめです。背景も細かく描きこまれていて美しいです。勇午の事務所が九段下にある設定なのですが、「ここは!九段下の○○から出た出口!」っていうのがすぐに分かります。
因みに大体どこかの国とかの紛争とかいざこざを交渉で解決していく漫画なので、大体地名(もしくは国名)編と書かれています。ロシア編とかね。
私は勇午で北アイルランド問題とか、テロリストの心理とかを学んだので全巻購入が一番オススメです。(ワートリのオタクと同じ戦法だ…。ワートリも面白いよ!)
ちなみに原作者である真刈 信二さんは、中島らもさんとも交友があったそうです。

大阪編の何が株式投資に役立つの?

勇午では2部銘柄のイズセンが中心となり話が進んでいきます。イズセンはもちろん実在しない会社ですが、都合いい会社がそうそうないので作中のイズセンを例に記載していきます。
イズセンは繊維商社ですが、繊維事業は赤字です。毎年別の資産を持っててそれで配当を出しています。めったに市場に出ない銘柄で、評価がいいイズセン。
なんでそんなことになるんでしょうか。
イズセンは月野醸造(これまた架空の会社)の株を過半数所持しています。
月野醸造の子会社に月野林業(架空)がいまして、月野林業は六甲銀行(架空)の筆頭株主です。
六甲銀行からすれば最終的にイズセンが最大株主として行き着くわけです。
地方銀行(だろうと思われる)の最大株主というのが見えにくいけど、評価されているという訳ですね。
素人には分からないけど玄人には分かる株っぽいですね。
そういう株が実は2部銘柄にごろごろあるんじゃないかと踏んでいます。
この世はでっかい宝島ですね!(言いたかった)

図解するとこういうこと

そういや2部銘柄ってなに?

イズセンは2部銘柄ってさらっと書きましたけど2部銘柄ってどういうことでしょうか。
実は日本の株式市場は1部と2部とに分かれています。
よく「東証1部」とか「東証2部」とかいうやつです。その東証2部=2部銘柄というわけです。
大体の企業が上場した場合は最初は2部で、厳しい審査の末に1部に鞍替えができるようになります。
JRとかNTTとか一部例外的に上場した当初から1部という企業もありますが、例外です。
大体株式投資を行っている玄人は、2部銘柄にも当然目を光らせています。
上場して、1部にまで上がるような株を2部の時点で持っておくほうが価値があがるからです。
上がり下がりが激しいのが2部かもしれません。

じゃあ会社の株を購入する際には子会社を確認したほうがいいってこと?

子会社がある、という場合は確認したほうがいいでしょう。
なのでまずは購入予定の会社に子会社があるのかどうか?を確認し、「子会社がある」ということならば、子会社も確認したほうがいいです。子会社が少ない場合は特に必須です。

子会社や関連会社が多い!確認するのも大変そう

子会社や関連会社、グループ会社が多すぎてチェックするのも大変だ!ということなら、親会社と業界が異なる会社はチェックしても良いと思います。
親会社と業界が異なる会社はどうして、子会社なんでしょうか?
それこそ、その子会社の資産目当てかもしれません!!夢が広がります!!


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