改めて知ろう!お正月の鏡餅、門松、注連飾り!!

改めて知ろう!お正月の鏡餅、門松、注連飾り!! 日本の文化・伝統

正月とは本来その年の豊穣を司る歳神様をお迎えする行事でした。
正月になるとあちこちで見かける門松や注連飾り、鏡餅なども全て歳神様を歓迎するためのもの。
新しい年の始まりに改めて正月の意味を学んでみましょう!

鏡餅

歳神様に供えて家族の健康を祈る為に床の間に飾る定番のものです。
丸いお餅が大小2つ重なっているのが一般的な形です。
この大小2つ重ねるのは福と徳が重なることを願ったためらしいです。
ただ家や地方によっては重ねる餅の数も異なっておりまして、3つや、仏界での「地水火風」の4大にちなんだ4つ重などもあるみたいです。
皆さんのご家庭ではいくつ飾りますか?

鏡餅

鏡餅の由来

御神体とされた丸い青銅鏡に神が宿ると解釈されたことから鏡餅は丸いものと決まったらしいです。
鏡餅という「鏡」も御神体の青銅鏡が由来です。

鏡餅の飾り方

地方とか家によって飾り方も様々です。
江戸時代の武家では鎧や兜を飾りその前に鏡餅を供え、「具足餅(ぐそくもち)」と呼んだらしいです。
よく見る豪華版の鏡餅には、裏白(シダの葉)、ゆずり葉、橙、昆布、串柿、海老などが添えられています。

鏡餅の鏡開きは1月11日

1月11日に鏡餅を砕き、雑煮や汁粉にして食べることを鏡開きといいます。
元々江戸時代の武家が、刃物で切るのは切腹を連想するみたいで避け、砕いて割ったことが所以になったとのこと。ちなみにもともとは1月20日に行っていたみたいですが、これまた江戸時代の武家が1月11日に定めて今に至るとのこと。
武家って相当影響力あるなと思ったことだと思います。時の権力者の徳川家のことですね。

鏡開きからの雑煮

門松

歳神様が天から降りてくる際の目印として玄関脇や門に飾るものが門松です。
3本の竹を松で囲み荒縄で結んだものが一般的です。
ただ、昔から神様は常緑樹に宿ると信じられてきたので古くは松のほか榊や杉などが用いられていたみたいです。
近年では飾りに梅を追加し、松竹梅を全て供えている門松が多いと思います。

門松

門松の竹が斜めに切られているのと水平の切り口のではどう違うの?

門松は飾りはどうあれ竹本体が斜めに切られているタイプと水平に切られているタイプとありますよね。
違いはあるのでしょうか。

斜めに切られているタイプの門松は商人向け

切り口を斜めに切ってあることをそぎ切りといい、これまた江戸時代に関東で主に見られた飾り方です。
古くは三方ヶ原の戦いの際の歌に由来するみたいですが、そぎ切りした切り口が笑っているように見えることから、笑う門には福来たるということで商売繁盛の意味を込めてそぎ切りした門松を飾るといいます。

水平に切られているタイプの門松は金融機関向け

水平で真横に切られているタイプの門松は中にお金が貯まりやすいということで金融機関ではよく見かける門松です。
一般家庭でもお金が貯まりやすいということで歓迎され、簡易な門松を飾る家庭は水平タイプが多かったそうです。
今もそんな由来を聞くと水平タイプを選びたいなと思いますね。

門松はいつまでに飾る?

鏡餅にも言えることですが正月の鏡餅、門松は12月28日までに済ませておいたほうがいいそうです。
12月27日には「質」を、12月29日は「苦」を連想させ、12月31日は「一夜飾り」といって死者を弔う時と同じになってしまうので要注意です。
ということは12月26日までには済ませ、何かあったら12月28日に飾り直す、追加するくらいの計画で対応したほうがよさそうです。
現代人にはクリスマスという行事がありますので、12月26日に正月飾り対応が必須ですね。
因みに12月27日の質は質屋を利用するような金銭的やりくりが切迫していることを連想させるので要注意ということなんでござんす。
よく江戸時代の遊女のセリフで髪からかんざしを抜き「こいつを質に入れておくなんし」って言ってませんか?それです。

門松の飾りはいつ片付ける?

一般的に元旦(1月1日)〜1月7日までを「正月」として門松を立てておく期間です。
門松を立てておくこの期間を「松の内」と言います。
門松を片付けるのを「松納め」「松送り」って言うらしいです。
1月7日中に門松を取り除き「小正月」と呼ばれる1月15日の「どんと焼き」で門松を燃やします。
その燃やしている火でまた餅を焼いて無病息災を祝ったのだそうです。
このことを地方では「左義長(さぎちょう)」とも言うらしいです。聞いたことありますか?
私はないんですよね。
因みにARMSっていう漫画で学びましたが竹は絶縁体で頑丈です。
なにかサバイバルで巻き込まれた際や日本のゾンビ映画では竹を防犯に利用するってのもありうるかなと思っています。(いやめっちゃ脱線したな)

どんと焼き

京都の門松

京都では「根曳き松」といって根がついた黒松を門松に変えて門柱に飾るという風習もあるそうです。
正月の京都に行った際にはお正月の飾りにも注目してみてください。
どういう見た目なのかは下のブログを参考になさってください。

注連飾り

注連飾り(しめかざり)です。戸口などに飾って不浄と神聖を分かつものです。
神社に行くと注連縄(しめなわ)があることが多いですが、この注連縄で囲まれた内部は神域であることを示します。
この注連縄と同様に注連飾り(しめかざり)も家の周りを囲むように張り巡らし神聖な区域と不浄の区域を区別する結果とするのが元来の姿だそうです。
現代では門戸や神棚に飾る形に略されていることが多いです。

現代の注連飾りはどんな飾りが一般的?

その年に穫れた稲藁で作り橙や裏白、ゆずり葉などの縁起物で飾って玄関の正面に飾る。
こうすることで邪気を払い災いの侵入を防ぐのだそうです。

注連飾りを片付けるのは?

門松と同様、1月7日に取り外すのが一般的だそうです。
ただ三重県伊勢地方では1年を通じて飾る風習があるそうです。
伊勢にお住まいの皆さん、そうでしょうか??

伊勢地方に伝わる注連飾りの札

伊勢を旅していた須佐之男命が泊まる宿がなく困っていると貧しくとも心豊かな蘇民将来(人の名前)が手厚くもてなした。
感激した須佐之男命は去り際に疫病のときは蘇民将来の子孫だと言って茅(かや)の輪を腰につけなさいと言い残しました。
この言葉に従い蘇民家が疫病を免れたことから伊勢地方では注連飾りに「蘇民将来子孫家門」(そみんしょうらいしそんかもん)の札を下げるようになったといいますが、どうでしょうか?
伊勢の皆さん。

まとめ

お正月にまつわる道具はまだまだございます。
別の記事にて紹介したいと思いますのでよろしくお願いします。
ばらとたんぽぽのトモちゃんたちくらい季節の行事を全力で紹介していきたいと思います!

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