インベスターZって皆さんご存知でしょうか?
漫画なんですが、株式投資の初心者にはとても分かりやすい内容なので必読です。
以前マンキューの経済学入門を記事で取り上げたことがありますが、そのマンキューの経済学入門より漫画なのでとっつきやすくなっております。
インベスターZってどんな漫画?
「ぜんぜんわからない、俺たちは雰囲気で株をやっている」という画像でおなじみのあの、漫画です。
(因みにこのセリフはインベスターZを元にした別の広告記事で作成されたセリフです。インベスターZはもっと賢いセリフを言っています)
まずは概要からお伝えします。
タイトル | インベスターZ |
作者 | 三田 紀房 |
出版社 | 講談社 |
巻数 | 21巻 (2021/11/20時点) |
あらすじは各購入ページに詳細が掲載されていますのでざっくり紹介しますが、中学生が株式投資や様々な投資を学び、通っている学校の運営維持費を稼ぐという話です。
株式投資、保険などについて歴史から紹介してくれるので様々な投資がどういう成り立ちでできたのかをざっと知るには素晴らしく良い内容です。
株や保険、不動産について歴史から教えてくれる
大体はなんか引きになるような(大体煽るような)ことをバーン!と言って、その商品(株、保険など)はそもそもなんでできたのか?という疑問から各商品の投資が形成されるまでの成り立ち(歴史)を探って、今どうなっているというのを紹介してくれます。
また不動産や保険などその商品の尖った点、特徴もバーン!と紹介してくれるので、その商品や投資の癖なども掴みやすいかと思います。
戦前、戦後などの話もしてくれるので、そこでどういう経済変化があったか等も教えてくれます。
歴史を学ぶのはいいことか?
必要な知識だろうなぁとは何事の歴史に対しても皆さん思っていると思いますが、経済や投資に関しては特に重要です。
なぜかというとチャートは似た動きをすることが多いからです。
それが歴史から明らかになっています。
投資を行う場合には似た状況、似たチャートを目にした際に「似た状況があった」と思い至るかどうかで判断材料が増えるので過去にどういう不況があり、どういう特異な状況があったかを知るのは投資を続けていく上で重要になります。
例えばオランダのチューリップ・バブルがあったんですが、それを知っているか、教訓を得たかどうかでやはり投資のスタイルや判断は変わってくると思います。
(チューリップ・バブルに関してもインベスターZで取り扱っているのでチェックしよう!)
しかし合理的過ぎない点もある
「戦争は儲かる」
そうなんですよ。この漫画でも戦争は儲かるという結論に達しています。
確かに戦争は経済発展の一助を担ったのは事実です。(詳しくはインベスターZを読むべし)
ただ、だからといって戦争をまた起こしていい訳にはならないし、合理的でない判断、結論に達することもあります。
例えば住宅事情を探り、主人公的には住宅を購入するのはよくないのでは?という結論に達することもありました。
でも、理屈でない部分で商品を購入することもあります。
不動産は日本では珍しく購入後に目減りするものですが、それでも主人公の父親が住宅を購入することを決めたのは主人公たちにいつでも帰ってこれる場所を与えたいからと言っていました。
合理的判断以外にも判断材料はあると教えてくれます。
取り扱っている商材
- 株式投資
- 保険
- 不動産
- FX
それ以外にもベンチャー企業の投資など、会社研究もしていますし、株式投資以外にも視野を広げることができるので良いですよ!
何はともあれ読んでみよう!
本はとっつきにくいけど漫画ならという方も多いかと思います。
まずはインベスターZ、読んでみましょう!
すぐに読めちゃいますよ!!
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