経済学の基本!10原則について知ろう!

経済学の基本!10原則について知ろう! 投資・金融

皆さん!株式投資していますかー!?
株式投資、その他資産運用は経済学に密接に関わっています。
というわけで今回は経済学の基本の10原則に関してご紹介します。

そもそも経済学の10原則ってなに?

経済学はまだまだ研究が多くなされている学問であります。
そのような中でもすでに確定した基本の指針となるのがご紹介する十大原則です。
今後の明らかになる経済学の法則もおそらく全て今から紹介する10個の原則の内いずれかは守っているでしょう。それほど基本になります。
因みに今回ご紹介する経済学の10原則及びミクロ経済、マクロ経済に関してはマンキュー入門経済学を参考にしています。
興味がある方は読んだほうがいいと思います。(断然そっちのが勉強になりますから)

1:人々はトレードオフに直面している

皆さんが最初から持っている資源の一つは時間です。
例えば東京から大阪に移動したい時に考えうる交通手段は夜行バス、新幹線、飛行機と大きく分けて3種類あります。
夜行バスですと費用は安く済むけど時間はかかる、飛行機ですと費用は高いが移動時間は短くてすみます。新幹線はその中間ですかね。

手段費用移動時間
夜行バス安い長い
新幹線中間中間
飛行機高い短い
東京から大阪への移動手段の例

このように目的に対しどのように時間という資源を利用していくか、全ての行動指針はトレードオフで成り立っています。
尚、人ではなく社会となると効率と公平というトレードオフにも直面しています。
経済を発展させようとすると救いが必要な人への福祉が低減してしまいます。このように社会が直面しているのは時間や対価以上に複雑です。

2:あるものの費用はそれを得るために放棄したものの価値である

東京から大阪への費用の検討は明瞭だったかと思いますが、世の中の費用及び価値は不明瞭なもののほうが圧倒的です。
例えば皆さんが大学3年生だとすると、卒論の準備をそろそろしないといけないし、就職活動も準備しないといけません。優秀な成績で卒業したら立派な企業に就職できる確率があがることは分かっているので卒論の準備もしたいし、就職活動もしたい訳です。
ただ、もし、大学の為に上京してて一人暮らしだとすると直近必要な家賃や生活費の為のアルバイトもしなければ生活が成り立たなくなります。
どれだけの時間をアルバイトに充てて、どれだけの時間を卒論にあてれば正解なのかすぐには分からないですよね。
こんな感じで皆さん複雑な判断を咄嗟に日々行っているのです。
生きてるだけで素晴らしいとはまさにその通りだなと思います。みんなそれぞれ偉いんです。

3:その時のコストよりメリットが上回るかどうか考える

マンキューの入門経済学の言葉を引用すると、「合理的な人々は限界原理に基づいて考える」です。
経済学の前提として人々は全員合理的であると設定しています。なるほど、おkって感じです。
しかし限界原理とはなんでしょうか?
限界というのはこの場合「端」、「極端」という意味です。
例えば水と推しのアクキーのグッズを比較してみましょう。水は生きるのに欠かせないのでもちろん購入しますが、推しのアクキーのグッズも発売されれば買いますよね。
水と違って推しのアクキーのグッズはなくても生きていけますけど、なんで買うんでしょうか?
それは水以上に推しのアクキーのグッズがあることで生活が潤う(メリットがある)と判断したからです!!(推しを応援したいとか複雑な感情はちょっと置いておきます)
というわけで合理的な人々のメリットとは複雑であり、解釈がその状況によって異なります。

商品生活に必要か生活が潤うか
必要喉は潤う
推しのグッズ不要(なくても生きていける)生活が潤う
水と推しのグッズの比較

4:人々は様々なインセンティブに反応する

コストとメリットを常に考えて行動する合理的な人々は当然インセンティブにも反応します。
インセンティブは「N%OFF」や「半額」など分かりやすいものもあれば、金額が以前に比べて上がった/下がったというのもインセンティブです。
インセンティブはそれだけではありません。
1960年代より前には自動車にシートベルトはありませんでした。1960年代に全ての自動車にシートベルトを完備するよう法律で義務化されたのです。
シートベルトができたら交通事故が少なくなると思いますよね?当時の政治家もそう考えてこの義務化を施行したのです。
ところが、当時ドライバーの死亡者数は減りましたが、歩行者の死亡者数は増えました。
スピードに気をつけ注意深く運転するというエネルギーがシートベルトがあることで無意識的に低減されたのです。
このように金額だけではなく行動によって変化すること全てがインセンティブとも取れます。
政治を行う際には人々の行動がどのように変化するか注意深く観察しなければなりません。

5:取引は全ての人々を豊かにする

例えばあなたが周りの方々と断絶して、自給自足の生活をするってなったら、普段通りの生活できますか?スマホも作らないといけないんですよ。無理でしょ。
ブラックジャックだって海の近くにぽつんとした家で暮らしていましたが、彼が社会に提供したのは外科技術と人の命を救うことです。農作業はしてないし、電話は家電屋で購入したはずです。
あなたも社会に貢献しているのは、自分のスキルに特化した内容ですよね?
農業林業漁業全てを1人で賄うのは難しいです。なのでなるべく多くの方々交易(取引)すべきなのです。

後半の6〜10に関しては人というより政府、国に対する原則が多いです。
折返し地点です!

6:経済活動の発展は自由な市場であるほうが良策である

マンキューの入門経済学の内容そのまま引用すると「通常、市場は経済活動を組織する良策である」です。
1980年代、社会主義に代表されるソ連及び東欧諸国が崩壊しました。
社会主義として政府が経済市場も全て掌握するより、市場は企業や家庭に自由に選択できるようにしたほうが経済が発展するということです。
よくいう「見えざる手」というのは自由な市場の時に発揮されています。

7:政府が市場に介入することで改善できることもある

マンキューの入門経済学の内容そのまま引用すると「政府が市場のもたらす成果を改善できることもある」です。(そんな変わらないか?)
見えざる手が自由な市場の時に発揮されるなら、経済市場において政府は不要かと極論を言いたくなるかもしれません。
いやいや政府の介入は必要なんです。
例えば飲食店で食べ物を食べたら対価を支払ってほしいし、かなり努力して特許を取得したらその特許は保護してほしいですよね。
そのような所有権(ざくっとひとくくりにしずぎですけど)を保護してくれるのは政府がいればこそです。
また独占禁止法にある通り、一つの企業がその事業を独占するような行為を禁止するのも政府でなければできません。

8:一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している

薄々ご理解頂いていると思うのですが、経済学は政治と密接に関わっております。
なので、経済学を学び投資を行っていくと自然と政府の施策にも目が行くようになるんですね。
政府の施行する新制度が何らかで経済市場に影響を及ぼすからです。
じゃあどういう施策が経済にどういう影響を及ぼすかというのはこの10原則の内のいずれかに関わってくるはずです。特に4項目の「インセンティブに反応する」はかなり広範囲に影響を及ぼします。
本題に戻りまして8項目は国の話ですが、人に置き換えると「無い袖は振れない」です。
自分の持っている資産以上の財・サービスは享受できません。国も一緒です。
ですので、生産性があがれば生活水準は上昇します。
生活水準の向上に大事なことが記載されていましたのでそのまま引用します。

生活水準を向上させるには、労働者がよく教育されていること、財・サービスを生産するのに必要な道具を持っていること、最高の生産技術利用できること、などを政策立案者が保証し、生産性を向上させなければならない。

N・グレゴリー・マンキュー (2014).マンキュー入門経済学 第2版 東洋経済新報社 22P,

9:政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する

これはもう一介の庶民がどうこうできる話ではないのですが、物価が上昇すると私たちの生活にも影響があるので、読み飛ばさないでください。
また将来、国を建国して王様(女王様)になる予定なら心して読んでほしいです。
この原則の中で触れてはいませんが、少しずつ経済は成長するものです。
例えば毎日同じことをしていたら、何も考えずにそれができるようになったり、効率の良い方法を自分で編み出しますよね?
みんながみんな作業して効率化を自然とするようにできているのです。
なので「ある程度」の物価の上昇は歓迎すべきです。この場合の「ある程度」の理想は大体2%/年です。
皆さんもお給料は毎年上がってほしいですよね?それと一緒です!
なので物価の上昇、経済の成長率に合わせて紙幣の供給量もあがるべきなのですが、調整を間違えるととんでもないことになります。
戦後敗戦した際にドイツでドイツマルクをめっちゃ刷ったのご存知ですか?
お金を刷って供給を増やすのに比例して物価も上昇します。
なので貨幣の供給量はかなり調整して行わなければならないのです。

経済学の基本!10原則について知ろう!のドイツのインフレイメージ画像です
ドイツのインフレのイメージ画像です

10:社会はインフレと失業の短期的トレードオフに直面している

経済学の複雑なところは、短期的な効果と長期的な効果が異なる結果になることが多いというのもあります。
9項目で記載した通り、紙幣の供給を増やすと物価も上昇しますが、それは長期的な結果です。
短期的には紙幣の供給には以下の3点の効果があります。
短期というのはこの場合、1〜2年でお考えください。

  • 紙幣量の増加は経済全体の支出を刺激し、財・サービスへの需要を増大させる
  • 需要があがることにより企業は価格を引き上げていくが、その途中で雇用を増やし、生産を増大する
  • 雇用が増えれば失業が減少する

言われればそうだなぁーという流れかもしれません。
なので貨幣の供給を増やすことは短期的には雇用を増やし失業を減らします。
ただ貨幣の供給をし続けると長期的には物価が上昇し、上がり幅が急激だと需要が減り、失業が増加します。
ただ、一時的には需要を増やし雇用を増やすので景気回復には効果的です。
貨幣供給の塩梅を考えて利用するのは得策かと思います。実際、サブプライム問題に直面した際に首相は一時的な貨幣供給を増やし景気回復の施策を実施しました。
このように経済は短期的な動きと長期的な動きの2つを必ずセットで考えていく必要があります。

まとめ

ご紹介したように経済に関してはまずは「マンキューの入門経済学」を読むのをおすすめします。
投資を今後も行っていくなら経済学の一般的な知識はあってもよろしいんじゃないかなと思います。
それよか企業研究!っていう方は行動経済学だけでもいいかもしれません!

私もまだまだ勉強していきます!

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