最近、資産運用とかごちゃごちゃうるさくないですか?
このブログもその一端を担っていますけど、そもそもまだその手前なんですけど?って人も多いですよね。
今回はお金に関して具体的に何から始めればいいか分からない!って方に向けたお金の教養講座初心者編です!
そもそも資産運用の理想ってどういう姿?
お金を持ち続ける能力があること、お金を増やす能力があること、の2つです。
まず現状維持。これが大事です。
その次にお金を増やせること、これが次点になります。
今の状態を振り返って、今の状態からお金を作ることを考えるのが第一歩です。
ダイエットでも無理しすぎるとリバウンドしますよね。
お金を貯めることを必死にするあまり、精神がひもじくなってしまっては本末転倒です。
無理をせず、お金を増やしていくことを考えるのです。
またお金は死んだら使えません。
子供や残したい相手がいるなら残す資産を考える必要がありますが、生涯独身、遺産を残したい相手もいない場合は老年になったら「使い切る」ということも大事だと思います。
投資する場合の割合って?
今の状態のまま、少しでも株式投資を始めたいなって思っているあなた!
Twitterの株クラスタは大金を入金して稼いでる人がいますが、あれはあれだけの資産、余剰金があるからできることです。
基本的には収入の2割をそれぞれ貯金、自己投資に使うのが理想です。
もし、今の手取りが20万円/月なら…
2割=4万円:貯金(簡単に引き出せない口座に入れる)
2割=4万円:自己投資(何に自己投資していくのか?リターンがそれ以上になる使い方にする)
6割=12万円:生活費
という割合が理想です。
2割貯金せずに全額株式投資に突っ込む人もいますが、いざという時には現金が最強、一番です。
半年何もしないでも生活できるほどの貯金が貯まったら、全額投資に使ってもいいと思います。
半年分の現金っていくらくらいなのかは、計算してみましょう。
家族を養う分まで含めて考えると個人差が出てくると思います。
家計の損益計算書を作ろう!
まずはご自身が一体いくら収支/支出があるのかを把握しましょう。
特に支出ですね。何にお金を使っているのか分析してお金の使い方を見直してみましょう。
例えばコンビニで購入しているけど同じ商品をスーパーで購入するようにすれば出費が低くなるなど工夫できる支出もあるかもしれません。
なんでもいいから飲み物を購入している場合も水筒を持参すればいいかもしれません。
炭酸が飲みたいから購入する!という、明確にこれじゃないとダメ!というものはそのままでいいと思います。無理せずというのが大前提です。
また、毎月定額で払っている固定費は支出の膨らむ元です。
固定費の見直しは定期的に行い、無駄な固定費は削るようにしましょう。
家賃を含めて固定費は収入の3割が理想です。
家計の賃借対照表を作ろう!
収支/支出のチェックが習慣化したら、1年、半年など定期的に資産状況もチェックしましょう。
ご自身でお持ちの財産の評価額、借金の残額を集計して自分の資産と負債を確認するのです。
資産なんかないって思っているかもしれませんが、売って5万円以上になるようなものを保有しているならそれは立派な資産です。どんどん資産に計上していきましょう。
反対に負債の代表例、ローン等は残額がいくらか、いくら返してあとどのくらいの期間返済するのか等を振り返ってもいいと思います。
私は住宅ローンを抱えてますので、時たまローンの払った利子を計算して歯ぎしりしています。
自分だけではなくお金にも働いてもらう
自分が働くのは勿論それはそれ。そうではなく、働き手を増やすという考え方です。
お金は実は働くことができるので、お金にも働いて資産を築いてもらいましょう。
そのためにすることは以下の3点です。
- お金の勉強をする
- 資産の分散
- 運用期間、金額の決定(得と損の金額を決めること)
お金の勉強をする
闇雲に働いたってどうしようもないですよね?
お金も同様です。どういう風に働いてもらえばいいのか知って、自分はどういう形で資産を増やしていきたいのか考えましょう。
資産の分散
前述と似ちゃいますが、お金の勉強をしてじゃあこれで働いてもらうかなと決めるじゃないですか。柱が1本だとそれが崩れたらもうどうしようもないですけど、柱が2本、3本とあれば安定しますよね?
資産も一緒です。なので分散しましょう。
資産の分散先
資産の分散先は以下の5つに大別されます。この5つの中に分散して資産を持っておけばいいのです。
- 株
- 為替(FX)
- 不動産
- 債券
- 商品(金、銀など)
株
株式投資、株券です。日常生活に絡めて資産を動かそうと思ったら株が一番身近なのかもしれません。
買う前に、買う/売る基準を設けることが重要です。そしてルールを決めたならそれに従うことです。
株は上がる時もあれば下がる時もあります。
どういう下がり幅までなら自分は耐えられるのか、を自分の中で設定することが大事です。
売る基準がない場合はリスク管理ができてない、ということにもなります。
なんにもしなくても儲かる時もあれば価値が半減することもあるのが株です。
買う前に勿論その企業についてリサーチをすることも欠かしてはいけません。
為替(FX)
為替の動きでお金を得る方法です。
海外の動向と絡めて見ていくのが得意なのであれば良い手法です。
ただ、為替の値動きは少額なのでレバレッジして金額を大きくして動かす形になります。
FXで失敗する人はレバレッジの賭け方で失敗している場合が多いので、レバレッジをどのくらいに設定するかがミソです。
為替は景気の良し悪しは関係ありませんので、景気が悪くとも利益が出せます。
不動産
不動産を購入し、家賃収入を得る方法です。もしくは自分の居住用住まいを購入し住居費を削減する方法でもいいかもしれません。
一度家賃収入を得れば安定して毎月収入を得ることが可能な投資方法です。
利回り10〜12%の物件を手に入れるのが理想です。
土地勘ある場所で物件を検索して利回りを計算すべきでしょう。
マンション投資に関しては以下の記事でも詳細を記載していますので参考にどうぞ。
債券
国が発行している利息が確定したもの=債券です。債券の利幅は高くありませんが、もらえる利息が確定しているので、安定して利益を得られます。確実に分散したほうがいい分散候補先です。
債券はどこの国のものでもいい訳ではなく、新興国は債券自体がなくなる可能性もあるので、安定した情勢の国の債券を購入するほうがリスクがありません。
商品(金、銀など)
時価などにより商品の価値は揺るがないですが情勢によって左右する商品です。金や銀が代表です。
それ以外にも先物取引としてはカカオ、石油などがありますが、最終的に保持しなくてはならなくなるかもしれないので、金や銀がいいと思います。
宝石なんかもいいかもしれませんが盗難のリスクを抱えることになるので、どうするはご判断はおまかせします。
高校の卒業記念にもらった18金の神父さまからの祝福された十字架を盗まれたのを私はまだ根に持ってます。絶対天罰が下る、そう思いながら生きてます。
運用期間、金額の決定
いつからいつまで運用していく投資先なのか、いくら投資するのかを決定しましょう。
これも計画が必要です。
まずは半年分の現金を貯金しながらゆっくり計画していってもいいと思います。
一番最強の保持方法は現金であるのは変わりません。
現金を確保してから投資は始めるべきです。それは本当に忘れないでください。
例えば月の収支が分かり始めたら毎月どのくらい安定して投資できそうか計算してみてください。
最初は500円でも2,000円でも始められる金額からで問題ないと思います。
大事なのは考えて行動してみることです。
自分で勉強して実行できるのは誇れることです!!
一緒に頑張りましょう!応援しています!!
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