突然ですが私は、春の七草が大好物です!!
春の七草なら完璧!でも秋の七草は?
秋の七草があることは知っているけど、7種類全部は言えない。
そんな人も多いのではないのでしょうか。
というわけで、秋の七草について詳しくなりましょう!
そもそも春の七草って?
そもそも春の七草すら怪しい…って人もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは春の七草をおさらいしましょう!!
- 芹(せり)
- 薺(なずな):ペンペン草
- 御形(ごぎょう):母子草
- 繁縷(はこべら)
- 仏の座(ほとけのざ):田平子(たびらこ)
- 菘(すずな):蕪
- 蘿蔔(すずしろ):大根
「せりなずな御形はこべら仏の座すずなすずしろこれぞ七草」という歌によって、春の七草は定着しました。
尚、春の七草は食べられますが、秋の七草は食べません。
秋の七草はこれだ!
- 萩(はぎ)
- 尾花(おばな、すすき)
- 撫子(なでしこ)
- 藤袴(ふじばかま)
- 女郎花(おみなえし)
- 葛(くず)
- 桔梗(ききょう)
はい、これで7つです!
春の七草に歌があれば秋の七草にも歌があります。
「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなえし また藤袴 朝顔の花(桔梗)」と万葉集で歌われています。
万葉集ということで、1200年以上前から人々に親しまれていたということです。
うーんたまに思うんですけど、なかなか日本って歴史がありますよね。
秋の七草は前述したように鑑賞して楽しむものであり、月見の際に農作物と共に供えされていたりしたそうです。
すすきなどは魔除けの意味があったり、他の植物にも秋の豊穣を祝う意味が込められているそうです。
ではそれぞれの特徴などを見ていきましょう。
萩
マメ科ハギ属。
落葉低木または多年草で日当たりの良い乾燥地に多いです。
秋の七草の歌でも最初に歌われるように万葉集の時代は秋を代表する植物でした。
仙台名物、「萩の月」は秋がメインなんだなと思いました。
尾花
イネ科ススキ属。
多年草で草原、荒れ地に群生します。よく土手で見ますよね。
秋になると花穂をつけて、それを動物の尻尾に見立てたことから、尾花と呼ばれるそうです。
また茅(かや)とも呼ばれ、茅葺き屋根の材料としても利用されてきましたし、魔除け、厄除けの草としても有名です。
撫子
ナデシコ科ナデシコ属。
多年草で、日当たりの良い山野や河原に自生しています。
撫でいつくしむ愛児という意味で、「大和撫子」というのもここから由来されています。
藤袴
キク科フジバカマ属。
多年草でかつては河原などで自生していましたが、今は野生種はほぼ見られず実は絶滅危惧種に指定されています。
生乾きの葉は芳香があり、かつては香草としても利用されてきました。
いらすとやさんに素材がなくダメ元で楽天を見てみたらあるじゃないの!
楽天市場は植物も販売しているんですね。
こんな植物なんだなと参考に御覧ください。
女郎花
オミナエシ科オミナエシ属。
多年草で日当たりの良い山野に自生しています。
この名前の由来は諸説ありますが、傘状に咲く黄色の小さな花を飯粒に例えた(女飯)という説とかもあって面白いです。
乾燥させた根は漢方にも利用されています。
楽天の画像を参考に御覧ください。
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葛
マメ科クズ属。
ツル性の多年草で野山に自生しています。
根が葛粉として食用にされていますし、漢方でも葛根として解熱に用いられています。
近年葛の花は脂肪を減少させる機能があるとして、サプリやお茶も多く出回っています。
またツルは編んでかごを作ったりできますし、繊維で葛布を織ったりと生活に根付いたおなじみの草です。
楽天で葛の植物は販売しておらず、数々の商品パッケージの中で分かりやすかった商品をピックアップしました。
個人的には葛湯が大好きでたまに飲みたいなって思ったりします。
最近こういう葛アイスバーも流行ってますよね。
有名なお店の葛アイスは購入に何ヶ月待ちとかもあるので、ふるさと納税で先んじて予約しておく、というのも良いかもしれません。
桔梗
キキョウ科キキョウ属。
多年草で、日当たりの良い野山や草原に自生する。万葉集の時代には、朝顔と呼ばれていたようです。
晩夏から初秋に星形で鐘状の花をつけて、観賞用としての栽培も盛んな花です。
こちらも野生は減少傾向にあるので、絶滅危惧種に指定されています。
秋の七草はこれで完璧!
秋の七草はこれで完璧ですね!!
この機会に秋の七草の植物を、愛でてみてはいかがでしょうか。
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