皆さん、ふるさと納税はご存知でしょうか?!
そう、皆さん、ふるさと納税という名前は聞いたことありますよね?
面倒とか思ってないでしょうか?!いや面倒かもしれませんが、やる価値があるんです!!
いっちょ説明しましょう!
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる仕組みのことです。ふるさと納税の寄付金は税金の還付・控除が受けられます。手続きをすると最終的な実質自己負担額は2,000円のみになります。
更に御礼品として自治体から特産品や宿泊券などを貰える、という制度です。
本来的には故郷から上京して都会に住んでる方に地元を応援しようと思っていただく制度です。
寄付金はその自治体に税金として収めるので、自分が今住んでいる地域に還元したい!という意思がある方はふるさと納税を利用しないという選択肢も勿論良いと思います。
また「納税するからには、自治体にはこういう事に使ってほしい!」などの思いがある場合は寄付金の用途を選択できる場合もございます。
寄付金をどこに納税するか、どう使ってほしいかを明確に届けられる制度になっています。
みんな知ってるけどやってない!ふるさと納税
実はふるさと納税の知名度はほぼ皆さんご存知のはずです。しかし、実際にふるさと納税を利用したことがあるかと言われれば知っている人の3割しか利用していないのです。
だからもし、皆さんがやったことがなくても大丈夫!遅くはありません!!
やったことがなければやってみればいいんです!遅くはありません!
やり方、順番を解説していきますね。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税は実質2,000円で色々もらえて便利!!
じゃあ実際にどうやればいいんでしょうか。
やり方は簡単、3STEPでご説明します!!
- 自分の控除上限額を計算する
- 控除上限額までふるさと納税サイトでお買い物をする
- ワンストップ特例制度か確定申告を行う
自分の控除上限額を計算する
ふるさと納税は無限にできるかと言われたら、そうじゃありません。
自分のその年(1月1日〜12月31日)の収入や扶養状況、その他納付状況によっても変動します。
各ふるさと納税サイトでは控除額の上限シュミレーターが用意されていますので、必ず最初に自分はいくらふるさと納税を行っていいのか?を確認しましょう!
尚、所得税・個人住民税を払う必要のない方はふるさと納税による控除は受けられません。そもそもふるさと納税による税控除を受けられるのか?も併せてご確認ください。
- 1月1日〜12月31日までの自分の収入に応じて、ふるさと納税で利用できる金額(控除額)に上限がある
- ふるさと納税サイトには控除額上限シュミレーターが用意されている
- 必ず最初にいくらまで利用できるのか確認する
- 控除額上限を超えて利用した分は税控除されない
iDeCoを行っているとその分控除額が減るので、なるべくなら詳細な控除額上限シュミレーターにて計算を実施してくださいね!!
控除額上限シュミレーターですぐに計算してみたい方は、ふるさとチョイスの控除額上限シュミレーターを下にリンクしておきますので、計算してみてください。詳細に計算を行う場合はお手元に「源泉徴収票」か「確定申告書の控え」をご用意ください。
控除上限額までふるさと納税サイトでお買い物をする
ご自身のふるさと納税で使っていい金額が分かりましたら、ふるさと納税サイトでお買い物をしましょう!
基本はその年の収入でふるさと納税の上限金額が確定するので、大抵の方はその年の収入が確定する12月中旬〜下旬に一気に買い物をします。
一番ふるさと納税サイトが利用されるのは実は12月31日23時59分なんだとか。
なんだか夏休みの宿題みたいですね。
自治体や各ふるさと納税サイトでは12月に集中することを知っていますので、その時期に合わせて人気の返礼品を出したりしています。ですが旬な物や時期が決まっているものはその時期に申し込めなかったりしますので、いつ・いくらを利用するか時期を分散させるのも良いかもしれません。
あと自分の住んでいる自治体にはふるさと納税は利用できませんので、購入予定の返礼品の自治体がどこなのかは確認してから購入するように気をつけてください!
ふるさと納税サイトでお買い物ってどこですればいいの!?
色んなふるさと納税サイトがありますので簡単な特徴と合わせて下記に記載しておきます。
実は返礼品の他にそのふるさと納税サイトを利用すればポイント還元される場合もあります。
サイト名 | ポイント還元 | 特徴・メリット | デメリット |
ふるさとチョイス | × | 掲載自治体数・返礼品数共にNo.1 | ポイント還元がない |
楽天ふるさと納税 | ○ | 楽天ポイント最大30%還元 | 楽天会員登録必須 |
ふるなび | ○ | Amazonギフト券最大5%還元、家電多し | 家電以外の返礼品が少なめ |
さとふる | △ | 配送管理をしているので返礼品の到着が早い | ポイント還元がない期間がある |
ふるさとプレミアム | ○ | Amazonギフト券最大6%還元 | 返礼品少なめ |
ANAのふるさと納税 | ○ | 1%マイルがたまる | クレジットカード決済のみ |
auPAYふるさと納税 | ○ | Pontaポイント1%還元 | ポイントがauPAYマーケットでしか利用できない |
三越伊勢丹 | × | オリジナル返礼品を用意 | 返礼品少なめ |
これだけ見るとポイント還元が高い楽天ふるさと納税が良いように思えますが、法律で「経費は寄付金額の5割まで」の上限が設けられています。楽天のポイントの一部は自治体が経費負担していますので、手数料が増えた分は、返礼品を減らすか寄付金額を引き上げるという形で対応しています。ですので同じ返礼品を「楽天ふるさと納税」と「ふるさとチョイス」で確認した際に返礼品の金額が異なっている場合もあります。私が見た時には1,000円差がある返礼品がありました。
- 住民票登録のある自治体にはふるさと納税が利用できない(返礼品を受け取らない寄付はできる)
- その年の12月31日23時59分までにふるさと納税をした分が翌年の税控除対象になる
- 同じ返礼品でもサイトによって金額が異なる場合がある
ワンストップ特例制度か確定申告を行う
1月1日〜12月31日までにふるさと納税を行った分が翌年の税控除対象になりますが、税控除をするために最後、ワンストップ特例制度か確定申告をしなければなりません。
ワンストップ特例制度のが気軽ですが、条件があります。
ただ、私個人はワンストップ特例制度ではなく確定申告をしています。
後述する郵送での送料が別途かかるからです。
ワンストップ特例制度利用の条件
- 確定申告をする必要のない給与所得者であること
- 1年間の寄付先が5自治体以内
- 申し込みの度に自治体へ申請書を郵送していること
上記の条件に当てはまる方はワンストップ特例制度を利用できます。
上記条件に当てはまらない方は確定申告を行う必要があります。
ワンストップ特例制度のやり方
郵送って何送るの?って思った方いると思うのでやり方をざっと記載しますね。
- 返礼品申し込み時に「自治体からのワンストップ特例申請書の送付」という項目があるので「希望する」を選択し申し込みを完了させる
- 申請書が自治体から送付される
- 必要事項の記入をし、添付書類とともに寄付先自治体へ郵送する(1月10日必着)
上記を各申込した自治体ごとに実施する必要があります。いずれも期日が1月10日必着です。12月31日に申し込みをした場合、自治体からの申請書の送付日によっては日がありません。
期日を過ぎた場合は確定申告を行う必要があります。
確定申告のやり方
確定申告は2月〜3月にて実施できます。毎年実施期間が異なりますので国税庁サイトにて確認しましょう。
- 確定申告で必要なものを用意する
- 確定申告書の作成を行う
- 確定申告書を提出する
ワンストップ特例制度を一部利用して、一部郵送できなかった等の場合、全て確定申告して申告をし直す必要があります。基本はふるさと納税サイトにやり方が記載されていますので、ご確認ください。
- ワンストップ特例制度利用には条件がある
- ワンストップ特例制度は1月10日必着
- ワンストップ特例制度が利用できない場合は確定申告を行う
- 最終的には確定申告にて全て対応できる
おすすめ返礼品
タイトルに「肉を食う!」と書いた通り、返礼品の人気第一位は肉です。次点で米です。
「そんなに欲しい物ないけど利用しないとなぁー」みたいな方が美味しいお肉とか生活する上で必要な米を買うからかなぁと推測しています。
家電やその産地の美味しいものがあるので、何を食べようかな?どこの自治体を応援したいかな?など自分と向き合って楽しく選んでみてください!!
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